ご依頼者

地域：東京都在住
年代：４０代
性別：女性
病名：統合失調症
制度：国民年金
就労：認定日 パート：請求時 無職
方針：過去５年の遡及請求を目指す。

ご依頼時の状況

１０年程度の通院歴のある主婦の方からのご相談。

発病当初は病識がなく、「人から監視されている」などといった幻覚や幻聴があったそうです。

今はそのような症状は軽快し、ただ抑うつ症状が残るという、いわゆる統合失調症の陰性症状を抱える状況でした。

ご本人様の希望で特に同行の希望はなかったので、主治医に状況を詳しく説明した文書等を添えて診断書作成の依頼をしていただく形式でスタート。

サポート内容

主治医は理解していただいているようでしたので、病歴や家での状況を詳しく伝える書面などを作成するのが主。

１年半時点は、陽性症状が出ているが、近くにパートに行けていたということがマイナス材料だったので、職場での理解や協力があることなどをしっかりと伝える申立書などを作成。

遡及が通るか否かは診断書一枚で決まるので出来るだけ補強する必要性があった。先生にもその旨書いていただき、ただ評価的には通るかのボーダーラインであったため結果が出るまで気になっていた案件であった。

結果

障害基礎年金２級　認定日５年遡及６，５７１，１９０円！

受給額：約１２５万円／年額
更新：１年半

コメント

遡及請求は、過去の出来事は変えられないのでやはり難易度が相当高い。

不利な状況でも出来る限りの、大変な状況や事実を積み上げて行くことが大事だと思う案件。

遡及が通るかどうかで雲泥の差となる。６５０万円は障害者の方には大きい。過去の闘病が認められた、報われたと思うお客様が多い。

今回はギリギリの攻防であったが、東京都の障害基礎年金の認定の状況に詳しい私は、通る可能性が高いことを考えて申請に踏み切った案件。